meiseiの日記

好きな本、映画、心理学をベースに書いています。

黒百合

こんにちは^^

 

「過去と他人は変えられない」

という言葉を聞いて

あなたは何を思いますか?

 

私は、こう思います。

人は様々な経験をして

ものの見方や感じ方が変わります。

 

そしてまた

ものの見方や感じ方に

大きな影響を及ぼす

その人を取り巻く環境も

変化していく。

 

だから

過去のある出来事の存在自体は

変えられないけれど

 

時を経た今

 

過去のある出来事の対する意味づけや

感じ方、受け取り方については

変わることもあるのではないでしょうか

と問いたいのです。

 

少なくとも

私にはそういう経験がありますから。

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今日の一冊は

「黒百合」

著者:多島斗志之

創元推理文庫

 

この作品には

どんでん返しが待っていました。

 

本の帯にも書いていました。

「騙される率100%」

と。

 

でも、私は騙されないぞと思い

用心深く読み進めたつもりでしたが

最終的には完敗でした。

 

謎が解けた瞬間の驚き

そして感動は癖になりそうなほど。

 

「私は目を閉じた。一彦なんかより

何倍も満ち足りた気分で目を閉じた

本文より抜粋

 

よかったら是非^^

リリーのすべて

こんにちは^^

 

同じ道を通っていても

日常生活のことを思う日もあれば

 

一年前や半年前に

この道を通ったことを懐かしんで

目頭が熱くなることもある。

 

目の前にあるものが同じでも

心の在り様が違うだけで

世界は全く違うものになる。

 

ある程度

自分の世界は

自分で決められるのかもしれない。

リリーのすべて (字幕版)

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  • 発売日: 2016/06/17
  • メディア: Prime Video
 

 今日の一本は

リリーのすべて

です。

 

主演のエディ・レッドメイン

大好きな俳優さんです。

 

本作品でも素晴らしい演技をされています。

 

映画館で観た時

エディ・レッドメイン演じるリリーが

男性である自分の中の女性性に目覚め

次第に女性と見紛うほどの

変貌を遂げていく様に感動したと共に

苦悩する姿に涙が溢れました。

 

自分の内なる声に気づくこと

自分の内なる声を行動に移すこと

 

私も大切にしていきたいと思いました。

 

よかったら是非^^

 

どうして

こんにちは^^

 

私は

ある俳優さんが

この世を去ったことを

今もまだ尚

受け入れられないでいます。

 

彼に生きていて欲しかった

そう思うことは

彼にすれば

この上なく残酷なことなのでしょうか。

 

どうしてこんなに

胸が虚しさで

覆い尽くされそうになるのか

 

どうしてこんなに

無性に泣きたくなるのか

 

どうしてこんなに

悔しいのか

 

自分でもさっぱり分からないのです。

 

でも

これだけは

はっきり言えます。

 

彼の死を大事にしていきたい

という勝手な強い思いが

今の私を突き動かしているということ。

 

私がカウンセラーを目指し

残りの人生をそこに捧げる理由は

 

私がお話を聴かせて頂くことで

生きたい!という

明日を生きる活力が生まれる

誰かのためであるということ。

 

きっと私は

寿命を全うするまで

一人でも多くの方の

お話を傾聴していくのだと思います。

 

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i

こんにちは^^

 

カウンセリングを学び始めた今

見える世界は想定外の

変貌を遂げつつあります。

 

例えば

目の前の人が発する

「明日は雨が降るそうですよ」

にはどんな思いが込められているのか。

 

・明日は出かける用があるから

雨に降られると困るな

・今日沢山洗濯をしておいて

正解だったな

・私は雨の日の読書が好きだから

明日は家で読書を楽しむ予定だ

・今日洗車したばかりなのに。。。

 

これまでの私なら

目の前の人の発言に対し

自分の価値観で応答しがちでした。

 

でも今は

「この人はどのような気持ちで

この言葉を伝えてくれているのかな」

という気持ちで応答するようになってきました。

 

たったこれだけのこと。

 

でもこれで世界はがらりと変わる。

 

私が生きたい世界。

模索中です。

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今日の一冊は

「i」著者:西 加奈子

 

この作品に出逢って

私の視野は 

ぐっと広がったように感じています。

 

私がこれまで生きてきた中で

真剣に向き合うことのなかった

あらゆる事案に

真っ向から向き合う作者の想いが

私には閃光のようでした。

 

だから、その想いをまだまだ

受け止め切れていないのかもしれない。

 

でも自分の感性を信じて

少しでも受け止めるべく

何度も読み返したくなる

私にとって、そんな一冊です。

 

「この世界にアイは、存在する。」

(本文より引用。)

 

よかったら是非^^

 

 

レ・ミゼラブル

こんにちは^^

今日から五月がスタートとします。

昨日、久しぶりにSNS

自分の近況を報告し

今後の決意を表明したことで

肚が決まったように感じています。

 

講師業を辞めて約4年。

それから様々な経験をし

様々な学びをインプットしてきました。

 

そろそろアウトプットする頃かな

とも感じ始めています。

 

レ・ミゼラブル (2012) (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 今日の1本は

レ・ミゼラブル

です。

 

約9年前、映画館で公開された当時

一人で映画館で号泣しました。

そして再び映画館に足を運び

一人でじっくりと鑑賞した作品です。

 

元々私は、ミュージカルには関心がなく

本作品に興味が持てるのだろうか。。。

 

そんな思いが強くありつつも

豪華俳優陣の出演に心惹かれたこと

それが本作品を見るきっかけでした。

 

映画館で観た時は

シングルマザーであるファンテーヌが

娘の生活費のために

自分の全てを捧げていく様に

胸が熱くなりました。

 

でも最近では

ジャン・バルジャンの心の動きに

目が離せない私がいます。

 

罪を償い、再度罪を犯し、改心し

強い志で名声を手にした。

それなのに自ら真実を明かし

再度追われる身になりながらも

託された少女を守るために

必死に生きる。

 

自分の意志を貫く彼の生き様に

激しく同意する私が

ここにいます。

不思議ですが。

 

よかったら是非^^

 

出会いとは

こんにちは^^

昨年の4月から派遣社員として

お世話になっていた職場において

昨日が仕事納めとなりました。

 

その業界ではキャリアもない私に

辛抱強く、懇切丁寧にご指導下さった

社員の皆様には感謝しかありません。

 

社員の皆様は、聡明で心優しい方が多く

人として尊敬できる方ばかりで

本当にお別れが辛かったです。

 

皆様との経験を糧に

今後は産業カウンセラーの試験に向けて

必死で勉強し、残りの一生は主に

カウンセラーとして捧げたいと思っています。

 

出会いとは

決して意図して生ずるものではなく

ある日突然

いわば「神からの賜りもの」の如く

我々のもとを訪れ

我々の存在を根底から揺さぶるようなもの

「カウンセリング辞典」より

 

出会いに感謝して

また前を向いて歩を進めて参ります。

 

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では今日はこの辺で^^

 

いつかの人質

こんにちは^^

 

私が自己嫌悪に陥る時

それは

自分に対して無意識に

自分の能力以上を求めてしまっていた時

であるように思います。

 

理想が高いのはヨシとしても

それが自分を苦しめるのでは

本末転倒といいましょうか。

 

気楽に生きる

 

これが私の永遠の憧れです。

 

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今日の一冊は

「いつかの人質」著者:芦沢央

です。

 

この作品では

ある少女が二度も誘拐されるという

不可解な展開が待ち受けている。

一度目は不慮の事故。

二度目は果たして。。。

少女の誘拐事件を通して

浮き彫りになってくる新事実

そして関係者達の心模様の描写にも

ページをめくる手が止まらない!

 

この作品も然り

芦沢央の描く作品の多くは

「え?そっち???」

と自分の推測を大きく覆してくれる

そんな展開が待っています。

 

それに併せて

ハッとして読み返してしまう

随所に散りばめられた繊細な描写が

私は大好きなのです。

 

良かったら是非^^