黒百合
こんにちは^^
「過去と他人は変えられない」
という言葉を聞いて
あなたは何を思いますか?
私は、こう思います。
人は様々な経験をして
ものの見方や感じ方が変わります。
そしてまた
ものの見方や感じ方に
大きな影響を及ぼす
その人を取り巻く環境も
変化していく。
だから
過去のある出来事の存在自体は
変えられないけれど
時を経た今
過去のある出来事の対する意味づけや
感じ方、受け取り方については
変わることもあるのではないでしょうか
と問いたいのです。
少なくとも
私にはそういう経験がありますから。
今日の一冊は
「黒百合」
著者:多島斗志之
この作品には
どんでん返しが待っていました。
本の帯にも書いていました。
「騙される率100%」
と。
でも、私は騙されないぞと思い
用心深く読み進めたつもりでしたが
最終的には完敗でした。
謎が解けた瞬間の驚き
そして感動は癖になりそうなほど。
「私は目を閉じた。一彦なんかより
何倍も満ち足りた気分で目を閉じた」
本文より抜粋
よかったら是非^^