紙の月
こんにちは^^
他者からの異変のサイン。
私は気づくことが出来るのだろうか。
後になって思えば
「そういえば・・・」
ということに思い至ると聞くが
大事に至らないためにも
普段とは違う兆候に気づける私でいたい
そんな風に思う今日この頃です。
本日の一冊は
「紙の月」
著者:角田光代
ハルキ文庫
です。
この物語に登場する
主人公梨花は既婚者41歳。
子どもはいない。
心惹かれる青年との出会いから
いつしか勤務先の銀行のお金を
青年のためにつぎ込んでしまう。
青年への止められない熱情と
後ろめたさに苛まれながらも
突き進む梨花から
私は目が離せませんでした。
読後、私は何だか切ないような
後悔の念にも似たような
処理し難い気持ちになりました。
あなたはどんな気持ちになりましたか?
よかったら是非^^