meiseiの日記

好きな本、映画、心理学をベースに書いています。

そのバケツでは水がくめない

こんにちは^^

 

反抗的な子どもがいるのではなく

子供を反抗的にさせる大人の接し方がある。

by アドラー

 

私がアドラー流の子育てを目指し

試行錯誤してきて約8年。

 

確かに、親が子を

尊敬して信頼して、まるで親友のような

対等な関係性で共に暮らしていると

子が反抗的な態度をとることは

本当に稀だと実感中の私です^^

 

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今日の一冊は

「そのバケツでは水がくめない」

著者:飛鳥井千砂

祥伝社文庫

 

仕事上での付き合いの女性二人。

仲が次第に深まっていく際に

少しずつ違和感が生じていく。

 

女性なら何となく分かる

女性特有の湿度の高い嫌な感覚。

 

本書は、そんな女友達の

嫌な振る舞いに翻弄される主人公を

見ているのが辛くなってしまう程。

 

それでも読み進めたくなるのは

作者の描写が巧みであるから。

 

飛鳥井千砂は、

私好みの美しい描写をされる方でした。

 

『「私は母に愛されなかった」

と思われたなら、この子は成長した時に

自分の大事な人に酷いことをしたり、

試したりするんだろうか、と。』

本書より抜粋。

 

よかったら是非^^