ブラックスワン
こんにちは^^
私が心理学に興味を持ち始めて
おおよそ10年が経ちました。
知ることで戸惑うことも多いけれど
知ることで救われることも多いなと
感じています。
他者を救いたいと思うのなら
まずは自分が救われることからなのだと
改めて感じている今日この頃です。
今日の一本は
「ブラックスワン」
です。
この作品は
主人公であるニナが所属するバレエ団で
白鳥の湖の主役を演じる機会を得た事で
プレッシャーや苦悩から
精神が崩壊していく・・・
そんなストーリーでした。
約10年前に観た時は
現実と非現実との境目が曖昧なことや
官能的な表現や
見ていて思わず目をそらしてしまう
痛覚を刺激するような場面に
首を傾げてしまっていました。
しかし今は、
ニナが母親の支配下から自立していく様や
ニナが抑圧していた自身のシャドーと
少しずつ向き合い、受け入れ、
統合していく様に目を奪われました。
見たくない自分を知り、受け入れていく。
不安や戸惑い、苦しみ、もしかしたら期待感
そんな様々な感情がせめぎ合ったのかな
と推測する私がいたり。
また、そんな感情と向き合いながら
一人の人間として統合されていく様には
清々しさすら感じました。
よかったら是非^^